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李登輝前総統誕生日を祝うー台湾人はひとつ

「私は日本文化というのは二つの大きな特徴を持っていると思う。非常に高い精神性と、生活のおける自然との調和だ。今『千の風になって』を暇があれば聞いている。私の死生観と同じだ。宗教の原風景だ。今の日本人はそれを取り戻し、受け入れている」「日本のような文化は稀だ。絶対になくしてはいけない」
「我々がかって受けた高等教育では、まず第一に、人間とは何か、私とは誰かというところから(哲学的に)掘り下げて、そこから社会に目を広げた。他の国ではあまりやらなかった教育なのではないか」
大分合同新聞(12月9日)より引用
李登輝前総統は本年の5月30日から6月9日まで来日し、ご念願の「奥の細道を訪ねる旅」と兄上が眠られる「靖国神社への参拝」、後藤新平受賞式参加とスピーチ、ホテルオークラでの「2007年以後の世界情勢」と題する講演会と歓迎レセプション参加、と精力的にハードスケジュールをこなし、日台友好を内外に強くアピールすると共に、日本精神を鼓舞してくださった。
昨日の30日夜、鴻禧山莊にて少し早めに86歳の誕生日を祝す会を催したそうだ。
宴会の席上、氏は妻の曾文恵さんに止められたようであるが、大好きな日本の歌『千の風になって』を歌われたそうだ。
自らの誕生日のお祝いの席で、死に触れるような意味の歌を選んだために夫人はお止めになったのであろうが、李登輝氏の心と死生観は日本人であれば良く分かる。
たとえいつ死んだとしても、私たちの人生にはそれぞれ確かな意味があるのだ。
李登輝氏は86歳の誕生日の願いを訊ねられて答えた。
台湾が民主化された後、本省人も外省人もなく、全員が台湾人なのではないですか?
「民主化以後,沒本省人沒外省人都是台灣人對不對?」
本当にそうである。
私たち日台友好を願う日本人は、台湾を愛する全ての台湾人が一つになり、一人ひとりの人権が大切にされ、民主的で自由で平和で人情味あふれる台湾を維持してくれることをひたすら願っている。
民主化以後,沒本省人沒外省人都是台灣人對不對?
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*** COMMENT ***
私たちの思いや理想が叶わぬ、苦しみや悲しさやもどかしさを感じる一年でした。
それでも、日台共栄のために微力ながら参加させて頂いたことは、無意味ではなかった。
私も李登輝先生と共にそう思います。
少しずつ兄弟の国が更に力を合わせて、民主的で自由で優しい人情が残るように努力しましょう。
来年もよろしくご指導ください。
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