藪の眼には涙もでない

藪医者ヤブーのブログ 健康に関すること。独り言。 患者さんの話はフィクションです。

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台湾は蒋介石時代を克服し、日本は蝙蝠となるか?

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2007/12/24 友人に送る | コメント

台湾民主記念館の「正庁」が来年元旦に再公開へ

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国立台湾民主記念館の本館上部の「正庁」が来年元旦に再公開される。

蒋介石・元総統を記念するために建てられたこの建物は、元総統の名の一つ(蒋中正)をとって「中正記念堂」と呼ばれていたが、政府は今年5月にこれを「国立台湾民主記念館」と改名、今月には入り口の文字を「自由広場」に、本館に掲げられた額も「台湾民主記念館」に取り替えた。「正庁」には蒋介石・元総統の大きな銅像が置かれているが、名称変更して以降は“改修中”として閉鎖されている。

管轄する教育部では元旦に「正庁」を改めて公開する予定で、開館の式典は陳水扁・総統、張俊雄・行政院長、杜正勝・教育部長が共同主催する。再公開に当たって教育部では蒋介石・元総統に関する展示も行う。教育部では、蒋介石・元総統はこれまでの“崇拝の対象”から、“貢献もしたが、過ちも犯した政治家”になるとしている。

政府は昨年、中正国際空港を台湾桃園国際空港に改名。今年は中正記念堂を台湾民主記念館に改名すると共に、年末には桃園県にある蒋介石・元総統と蒋経国・元総統の遺体仮安置所の管理もやめることにしており、来年元旦は脱・蒋介石に向けての措置がピークに達するものと見られている。



 国家の指導者は、国と国民に対する愛と忠誠心が要求される。移民国家で政治的フィクションとして人権を重視している米国においていも、大統領に立候補する人間はアメリカ生まれでなければならないと憲法で規定している。国家に対する忠誠心の前にまず、「パトリ=郷土愛」をあのアメリカですらおいているのである。
 しかし台湾においては事情は複雑である。
 大東亜・太平洋戦争が終わるまでの50年間、台湾人にとって「国家」とは日本であった。であればこそ、「台湾の大和魂」とも言える「高砂義勇隊」が存在した。彼らは皆志願して前線で戦い飢餓に苦しむ同胞たる日本人の戦友のために50kgもの米を背負い、フィリッピン、ニューギニアなのどの激戦地の山を越え食料を届ける途中で力尽き餓死した。自らは一粒の米にも手をつけることなくである。彼らの自己犠牲の精神に感謝し慰霊するために、日本人はささやかであるが靖国神社に彼らの御霊をも祀り参拝している。逆に台湾においても宝覚寺などに代表されるように、有名無名の場所で日本人の犠牲者の魂を慰霊していただいている。
 その後台湾は中国共産党との戦いに敗れて逃げてきた中国国民党に支配される。そして、台湾人としてではなく、「中国人」としての教育を受けることになった。このために台湾に生まれ台湾に育った多くの人々は、台湾の歴史すら教わることなく「中国史」だけを自国の歴史として無理やり教え込まれることになる。勿論その中には、中国国民党中央宣伝部が製作して、欧米が東京裁判の時に利用し、現在も中国共産党がプロパガンダ=悪宣伝(白を黒と言う情報戦略)に利用し続けているいわゆる「南京事件」も含まれており、30万人が日本兵に虐殺されたと教えられ続けた。

 実際には、日本統治時代には台湾人は唯の1人も不当に殺されなかったが、国民党は2・28事件を引き起こしその後の38年にも及ぶ白色テロで、台湾の指導者たるべき優秀な人材を数万人殺している。国民党は台湾人意識が育たぬように恐怖と教育で洗脳し、台湾人を中国人として育て上げようとした。(因みにこの「洗脳」という技術は、中国共産党が捕虜米兵を共産主義者に改造するために開発された技術であり、オウム真理教などのカルト宗教や連合赤軍などでもしばしば用いられる。)その意図は、いつか大陸に帰り共産党政府を倒して中国を再び国民党政府の支配下に置きたいということであった。「中正記念堂」はその野心の象徴ともいえる。
 しかし皮肉なことに、この長期間の白色テロはすでに国民党の連中よりも民度と教育レベルが高かった台湾の人たちの中に、民主化運動と人権意識を高め、そして徐々に台湾人意識を育て結果となった。
 こうして2004年の総選挙の時に、「私は純粋な中国人なのだ」と公言して台湾人を侮蔑した連戦氏は、台湾人である陳水扁氏に破れたのだ。そして連戦氏の後任である香港生まれの馬英九氏は、両親共に中国人であり中国人意識が高い。国民党幹部の父親の遺言でもある、「台湾と中国を統一させろ」という言葉を国民党の最終目標と考えている。
 残念なことに陳水扁氏はダブルスタンダードの米国の協力を得られずに、「台湾」名義での国連加盟もままならず、日本と同様に中国のバブル経済に依存する現状を打破できず、経済政策でも台湾国内の評価が低い。このことに関しては、実はTVBSなど多くの台湾マスメディアが中国資本の支配を受けているためのバイアスが掛かっているかもしれない。
 
 自由と民主主義の国アメリカからの圧力を受けながら行っている、様々な正名運動と「台湾の国連加盟を巡る公民投票」は、台湾人総統である陳水扁氏の呻吟にも似た起死回生の行為であろう。もし表面的な経済政策が優先され、台湾人意識が後退することがあれば、国民党の馬英九氏が来年3月の総統選挙で勝利し、台湾をやがて中国に売り飛ばす「一つの中国政策」が実現する可能性がある。

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台湾:蒋介石氏の威光否定 ひ孫・友柏氏、国民党批判も 【台北・庄司哲也】台湾の陳水扁政権が進める蒋介石元総統の威光を否定する一連のキャンペーンに、元総統のひ孫の蒋友柏氏(31)が賛意を表し、注目されている。友柏氏は25日、陳総統が蒋元総統を記念した「中正記念堂」の名称を「台湾民主記念館」に改めたことについて「個人的には賛成だ」と発言。かつて曽祖父が率いた最大野党・国民党に対しても「自らを調整する能力を欠いている」などと批判した。

 陳政権は来年3月の総統選をにらみ、中国大陸とのつながりが強かった蒋元総統の威光を排除することで、有権者の台湾人意識を高揚させ、与党・民進党政権を後押ししようとしている。

 メディアから意見を求められた友柏氏は「(民進党の)選挙戦略」との見方を示す一方、「『脱蒋介石化』は一つの時代を終わらせるためであり、より住みやすい時代になる」と賛意を表した。

毎日新聞 2007年12月26日 東京朝刊より引用


 しかし「台湾人意識」は、いわゆる「外省人」の子孫の中にも着実に育っていることも確かである。このことを象徴するのが、中国国民党の総統の直系のひ孫である蒋友柏氏の発言である。
 貢献もしたが過ちも行った祖父の過去は過去として受けとめ、台湾がより民主化され現在の自由と人権が尊重される住みやすい国になるのなら、『脱蒋介石化』も良いのではないかと言う氏の発言は胸を打つ。
 「孝」のみを優先させる硬直した儒教的中国思考から自由になり、「公」という豊かな意識を有する友柏氏の姿に成熟した民主国家「台湾」と民主的な「台湾人」が彷彿させられる。
 馬英九氏や国民党は、総統選挙に勝利した暁には時計の針を逆回転させ『「正中」を復活させる』と宣言しているようであるが、すでに70%の人が自分を台湾人と考えている「台湾」は最終的に中国人に逆戻りをするような選択はしないと信じる。

 むしろ問題は兄弟の国日本の態度の方かもしれない。2.28事件の時にも、「何故日本人は助けに来てくれないのか?」と考えた台湾人が大勢居たと聞く。台湾人の篤い思いと熱いエールを日本人はきちんと受け止め、それに答えることをしてきたであろうか。
 中国と言う「金と権力がすべての国」の文化から離れ、「武士は食わねど高楊枝」で道義を通しやせ我慢をすることが究極的に豊かになることを覚ったあの「日本精神」は、本当に残っていないのか。

 「人必ず自ら侮りて然る後に人これを侮る」とも言うではないか。「慰安婦問題」も「南京問題」もすべては国防意識の欠如から生じている。しっかりした軍隊があり、論理的な証拠と様々な言語で国が繰り返し情報を流していれば、こんな嘘話に何時までも金や名誉が傷つけられ続けることはないのである。
 おそらく政治家も外務省をはじめとする官僚なども、現在の自分たちの立場しか考えていないのであろう。だがこの国は彼らのものではなく、過去・現在・未来に渡る三世の日本人のものであり、かっては同じ日本人であった台湾人のものでもある。
 その場の金儲けしか考えないような卑しい商人が揉み手するような態度で、温家宝や胡錦濤にすりより、またある時には名前が美しい国の言いなりになり続けているようでは、最終的には事大主義の蝙蝠として嫌われるであろう。
 外交で一番大切なことは、正しい国防軍と友達である。
 真の友達は誰かを見誤り、友達を裏切るようなことを続けていると、最終的には一人ぼっちになり大きな損をするだろう。それに財布の中身だって限りがある。
 白人と中国人がどんなことをやってきたか、宇宙から観ればすぐ分かるだろう。
 そして日本が『世界の蝙蝠』として侮られ始めている兆しは、すでに限りなく現れている。
 
 しかし日本の背骨を治す政治家が登場する兆しはまだない。


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2008/01/01(火) 00:36:20 | 博士の独り言
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