2007年12月22日 23:25
米中を振り回す陳水扁戦術 台湾
(1/3ページ)
2007.12.22 18:20
このニュースのトピックス:中国
台湾の陳水扁総統 来年1月の台湾立法委員(国会議員)選と3月の総統選を控え、米中両国が陳水扁総統の言動に神経をとがらせている。選挙はともに独立派与党、民主進歩党不利の情勢だが、「選挙の天才」陳総統が一発大逆転の「奥の手」を使い、合わせて台湾独立への歩みを加速するのではないか、と戦々恐々なためだ。
選挙とその後の台湾政治が混乱すれば、台湾有事を誘発する恐れもあるだけに、危機回避に向けた関係国間の連携を強める必要も高まってきた。
台湾の将来を左右する2大選挙を前に、ブッシュ政権は今月上旬、米国在台協会(AIT)のバッガード理事長を台北に派遣した。同理事長は陳総統や民進党総統候補の謝長廷・元行政院長、野党・国民党候補の馬英九・前主席らと会談した。
陳総統が米中の反対を押し切り総統選と同時に「台湾名義での国連加盟」の是非を問う住民投票を強行する真意や、両党候補の政治思想、政策などを見極めようとの狙いからとみられた。
ところがバッガード理事長の帰国間もなく意外な事実が暴露され、大騒ぎとなった。同理事長は国民党の副総統候補、蕭万長氏との8日の会談で、「陳総統が台湾海峡の中間線付近で中国の戦闘機や漁船を攻撃して中台危機を起こすのでは」との懸念を表明した。
来年1月の台湾立法委員選挙も3月の総統選挙も、台湾の自由と民主主義、そして台湾人の人権を支持している日本人の熱烈な支援にもかかわらず、中国共産党との統一路線にある国民党が有利とされている。
現在の情勢がそのまま実現することは、せっかく李登輝前総統が推し進めた台湾の民主化を逆戻りさせ、共産党独裁の全体主義国家中国に台湾が併合されることを意味する。そして日本の生命線でもある台湾が中国の支配下になれば、わが国も遠からず名実ともに中国の一つの省になり下がるであろう。
台湾と日本という美しい自然と人情味あふれる素朴な人々が住む兄弟の国が、地球から消えてなくなり、すべて「欧米化」或いは「中米化」された、嘘と力と金がすべての国だけになっていくのは味気ないが、それが運命であれば仕方が無いかもしれない。
しかし中国人に酷い目に遭わされ、中国人というものに対する理解とその扱い方を日本人より知っている台湾人は、情報戦・神経戦のやり方に長けているようでもある。李登輝前総統も「日本人の頭と中国人の頭の両方で考える。」と述べていたが、確か「敵を知り己を知らば百戦危うからず。」と礼儀之国の言葉にもあった。
米国も中国も形振り構わぬ国益を立派な言葉のオブラートで包んではいるが、宇宙から観れば双方の茶番は、五分の魂を持った一寸の虫にすら明らかである。
また意外と陳水扁氏は振り回す戦術などを弄しているつもりは無く、単に当たり前の正論を正攻法で行っているのかもしれない。いつも卑劣な策を使う米中が、己の影におぴえて振り回されているだけ、ということもありうるだろう。
吼える犬たちに負けないために必要なのは、実は腹が据わった「胆力」だけでよいのかもしれない。シナからシンガポールと戦争に行っていた90才くらいの患者さんから聞いた話では、「イギリス兵は強いが、シナ兵は弱かった。」そうである。
確かに漢人は歴史上意外と戦争に弱く、他人種に支配されたいた時間の方が遥かに長い。
我々日本人も中国人の嘘や威嚇に負けぬ、理論や胆力を台湾人から学びなおす必要があるかもしれない。
それに中国人支配の白色テロの恐怖から、せっかく自由と民主主義を手に入れた台湾人である。前評判とは異なり、最後は以外にしたたかな選択をすると信じたい。
人気blogランキングへ←気が向いたら、押しておくれ
FC2 Blog Ranking←気が向いたら、これも押しておくれ















最近のコメント