2007年07月04日 23:52
米特使、「原爆使用が何百万人もの日本人の命救った」
2007年07月04日19時00分
米政府のロバート・ジョセフ核不拡散問題特使(前国務次官)は3日の記者会見で、広島・長崎への原爆投下について「原爆の使用が終戦をもたらし、連合国側の万単位の人命だけでなく、文字通り、何百万人もの日本人の命を救ったという点では、ほとんどの歴史家の見解は一致する」と語った。
米国とロシアの核軍縮枠組みづくりに関する会見での発言で、久間前防衛相の発言問題と直接絡んだものではない。ジョセフ氏は、「原爆を使用した米国が核不拡散について訴える道義的な根拠があるのか」との質問に対し、「米国は核不拡散で指導的立場に立ってきた」などとかわした。
米国の歴史学者の間では、原爆使用と終戦の因果関係は必ずしも明確ではない、という学説が有力だ。だが、特使発言のような見方は、保守派を中心に米国内でなお根強い。米政府はこれまで原爆使用について謝罪したことはなく、ジョセフ氏もこれまでの流れに沿って原爆投下の正当化論を繰り返したものとみられる。 Asahi.com
アメリカの国家としての言い分はこんなものでしょうね。素直に反省しちゃ今までの大義名分が崩れて、「国の面目丸つぶれや」となりますから。
もちろん日本は日本の立場がありますから、アメリカの屁理屈を認めるわけには行きません。かといって武器による戦争は終わったのですから、今喧嘩を売る必要もありません。
ただ日本の全国民があの2回の核実験は確かにやらなくても良かった「大量虐殺」だったと分かっていればいいのです。それを教えるのが教育というものです。
またいつも自分だけが正しい被害者である礼儀之国に関することでも、日本は昔孫文などを助けてあそこに自由な民主国家を作ろうという甘いロマンを抱いて失敗した面もあるわけですから、その事実も教える必要があります。
多面的で、長期的で、本質的な眼を養うのが「歴史教育」ですが、いま日本でやっているのはただの「洗脳教育」ですね。ちなみにこの「洗脳」というのは、中国で開発された技術だそうです。
まあ、色々な考えがあるけれども、最終的にお互いに自分の立場を主張するしかない訳で、それを調節するのが外交というものでしょう。
この点日本人や台湾人は中国人などと違って非常にあっさりしていますから、割と目先のことにとらわれてしたたかな思考や行動が取れません。
中国人というのは、チャンスがあればいつでも騙して出し抜こうという意識が強いようですので、李登輝氏のように絶対者の視点で考え胆力を籠めて対峙しなければ旨く丸め込まれるのでしょう。
孫文らを助けた日本人の期待だって
この点では、正に歴史は繰り返すのかもしれません。
「戦争」が公共事業のようになってしまった国は、核の不拡散で指導的な立場を取ってきたといいつつ、核の使用による大量虐殺の歴史は正当化しなければならないのですから難儀なことです。
同じ7月4日が誕生日である我が次女には、何とか平凡で穏やかな人生を歩んで貰いたいと祈りますが、個人ではどうにもならない時代の宿命というのもありますね。
どんな時代でも幸福はあるのだけれど・・・。
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