藁にもすがる

2006年08月24日 23:44

 今日の午後はいつもよりかなり暇であった。そのためもあってか、受付事務がヤブーに質問の電話を取り次いだので、20分ほど無料で話をしてしもうた。
 県内の遠方の方であったが、保健センターか何かに「催眠療法」を受けたいと相談されて、わが弱小クリニックを教えられたのだそうだ。
 なんでもうつ状態で治療を受けておられるようであるが、昔の傷が癒えなくて藁にもすがる思いで治療法を探しているとのことである。
 しばらく話をして、「催眠はなんとなく胡散臭いような気がして」と本音を言われた。
 「それはそうでしょう。確かに胡散臭いところもありますから。また催眠は誰にでも適応があるわけではないし、直接診察をしなければわかりませんね」というと、「自宅の近くで信頼できるところはありませんか」と続く。
 たまたまエリクソン催眠の事務局をやっておられる病院が近県にあるので紹介して差し上げた。
 実のところ私もこのごろは滅多にあらたまった催眠を用いない。たまに時間があると隣県から来る患者さんを誘導することがあるくらいだ。この患者さんは綺麗な催眠体験をされる方である。
 藁にもすがると、人間はだめもとでいろいろなことを試したくなる。最近も整体に行って除霊をしてもらうと言う患者さんを診たばかりだ。
 ヤブーも最近、目やにが出て眼科に何度行ってもよくならないと嘆いている自分の老母に、プラセンタエキスを注射し始めてみた。
 多分効果は無いと思うが・・・。

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