本日の午後ヤブーは町内の4ヶ月乳児健診に言ってまいりました。
 人数はわずか10人と少なく、保健師さんに「先生はいつもついている」と言われました。たしかに30分余りで終了したのですが・・・。
 実はおまけがあり、その後ちょっと相談があるといわれました。
 こういう場合、たいていは心療内科系の患者さんのことなのですが、今日もやはりそうでした。
 私のところにかかっている患者さんが、どうも精神安定剤依存症らしく、町内は元よりあちらこちらの県外の医療機関に複数受診しており、同時に似たような薬を貰っているようだとのことでした。
 結構印象がある患者さんで、確かに来院の頻度が多く、お母様に薬の処方だけを依頼されることもたまにあり、こちらとしても薬がまだある筈だと注意を促したことのある方でした。
 精神安定剤は即効性があり、飲めば普通の人でもリラックスした感じが出るのですが、ある種の方は過度に依存的になってしまうことがあります。
 まあ通常の使用量でも、「常用量依存」と言って、2週間から3ヶ月以上服用を続けると中止することが難しい薬剤のひとつです。
 通常量以内であれば、大方は問題ない可能性が高いのですが、精神安定剤は脳の機能全般を低下させるので、何十年も服用を続けると将来認知症になるリスクが少々高まるかもしれません。ですから、最近は不安障害の患者さんにも長期的には出来ればパキシルやデプロメールなどのSSRI単独使用か、セディールというセロトニン作動性の神経を調節する薬剤を用いることが望ましいと言われております。
 とにかくその患者さんは、通常量より過剰に服用されており、ご自身の体に悪いことは言うまでもありません。
 自分のところに取りに来る分には、こちらで注意が出来ますが、違う医療機関で貰うとなると、こういう国保連合会からの情報が無いと手も足も出ません。
 インターネットが発達した現代では、薬物中毒の方が集うサイトなどもあるようで、さらに危険なリ○○ンなどの薬が、どこそこ医療機関では簡単に処方してもらえる、などと言う危険な情報も流れているようです。
 何年か前も、パーソナリティ障害のカリスマ的存在の方が、大量服薬により死亡されました。
 便利になれば必ずそれに伴う危険が生じるものですな。 
 
人気blogランキングへ←酒もタバコも精神安定剤一種です。薬と同じく適度な量を守りましょう。今はとりあえず一票お願いします。愛のある方は愛を、お金のある方はお金を恵んで下さっても結構です。 

【2006/03/14 21:17】 | 雑感 トラックバック(0) |