本日最後の患者さんは、朝から39度程度の高熱を出している小学生だった。別の掛かりつけの医院で午前中にインフルエンザの検査を受けたが陰性だったそうだ。同じクラスで溶連菌の人がいて、お母さんはそれが心配だったのだが、たまたま溶連菌の検査キットが切れていたという。(ヤブーの独り言:きっとキットはあるが、同日にインフルエンザと溶連菌の両方の検査をやると保険で削られるのかなあ)
 解熱剤だけをもらって一度飲んだが夕方になってまた39度以上になり心配になりヤブーのクリニックを訪れたようだ。咳はなく喉が痛いというが、熱の割りにインフルエンザのような重症感はない。喉の赤さも溶連菌の典型的な赤さではなかった。しいて言えば舌が少しイチゴ状にも見える。
 「出ないかも知れませんが一応やっときますか」とストレップAテストをやると、五分後にはっきりと陽性の反応が・・・。
 かくして抗生剤を1週間分ほど処方することになる。やはり時には母親の心配とテストは必要かと思いつつ本日の診療を終える。

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【2005/12/16 20:45】 | 感染症 トラックバック(0) |
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 数年前に車を運転していて急ブレーキを掛けた瞬間から、みぞおちの辺りに痛みが走るようになった。何日経っても治らない。これはきっと昔の「白い巨塔」の財前教授のように噴門部胃がんになったに違いないと思った。そうでなければ食道炎か・・・。
 私は先輩の中で往診に来てくれそうな先生に休日出勤を頼んで、電子内視鏡をやってもらった。内視鏡を飲むのは2回目である。1回目はかなり苦しかったが、今回は結構楽に飲めた。一般的に若い男性の方が反射が強い方が多い。ヤブーも単に年をとっただけかもしれない。
 先輩の診断の結果は「軽い食道裂孔ヘルニアによる逆流性食道炎」であった。そういえば、当時は自己催眠の練習で飯を食べた後すぐ仰向けになっていたのも悪かったのかもしれない。
 食道と胃のつなぎ目辺りが横隔膜より上に挙がるのが「食道裂孔ヘルニア」であるが、当然胃酸が食道の方に逆流しやすくなる。そうすると胸焼けや、ゲップ、胸痛や背部通、みずおちの痛み、時には咳や声枯れ、喘息などの症状を引き起こすことがある。
 治療としては胃酸を抑える薬を飲んだり、チョコレートなどの下部食道括約部の圧力を減らす食べ物を減らす、腹部を圧迫させない、食後すぐに横にならない、睡眠の2時間前には食事を済ませておく、などの生活習慣の改善が必要である。
 幸いなことにあれからほとんどたまにしか症状が出ない。タケプロンなどの薬もごくたまに頓服する程度だ。
 しかし3回目の内視鏡を受けるころには、今度は噴門部にがんが出来ているかもしれない。検査は当分受けないでおこう。
 
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【2005/12/16 13:00】 | 消化器 トラックバック(0) |