
先日の抗加齢医学会の講習会の最初のテーマは、エビデンスサプリであった。
近年の大規模疫学研究の論文では、ビタミンE、A、Cなどの活性酸素除去に働くビタミンの効果が疑問視されている。
しかし限られたある種の疾患では、ビタミンE、A、C、亜鉛、銅の投与が有効であった。それは、加齢黄斑変性という疾患で、網膜で一番光が集まり酸化反応が置きやすい部位の、加齢疾患である。
またこの黄斑部位には黄色い色素が多く集まっており、その色素がルテインとゼアキサンチンという2種類のカロテノイドである。
疫学的にルテインの摂取は、加齢性黄斑変性の進行を抑えることが示されている。
またω3脂肪酸であるEPAやDHAにも抗炎症作用があり、加齢性黄斑変性の危険性を軽減するとされる。
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ヤブーの生化学の師匠である当時の自治医科大学第二生化学の手塚教授が、フリーラジカル・活性酸素を研究テーマの一つにされていた。
私はもともと微量金属やビタミン等の薬理的作用について
そんなこんなで、大学ではフリーラジカル・活性酸素の方の研究をちょこっとかじる羽目になった。
教授のお供で炎症学会やフリーラジカル学会などにもたまに参加したが、そんな折に京都府立医科大学の吉川敏一先生の名前を知り、ちょこっと挨拶だけはしたことがある。
その後水戸の近くの村の診療所に派遣されていた時に、水戸医師会の主催の講演会にこられたことがあり、懇親会の席上で少し話をさせていただいた。
あれからすでに15年位経つであろうか。今ではすっかり抗加齢医学会の方でも有名になられ、抗加齢医学専門医認定委員会の委員長でもある。
5月だったかに私が受けた専門医試験の際も、試験監督をされていた。
個人的には「アンチエイジング」と言う響きはあまり好きではない。しかしその吉川敏一教授が開発に加われたというサプリメントが、最近ファンケルから医家向けに発売されている。
ちょっと懐かしくもあり、患者さんの便利のためにもこの度クリニックで扱うことにした。
ご希望があれば、脳年齢、血管年齢、骨年齢、ホルモン年齢、体組成年齢や、酸化ストレスなども測定したい。
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じー 先日行った時、どこかで見たなぁと思っていたのですが・・・
ココの画像でしたかぁ。
ところで「医家向け」って何ですか?
セブンイレブンで売っているファンケル製とは成分が
違うのでしょうか?
ヤブー(管理人) >>じー様
ご無沙汰しております。
ちとばたばたしておりましたもんで。
医家向けと言うのは、医者のところでしか扱っていないという意味じゃないですかね。
このシリーズは、抗加齢ドックの結果をそれぞれ改善する目的で作られたシリーズなので、コンビニにはないと思います・・・
受付嬢 じー様って律儀ですよね。じー様が最悪と嘆いていたあの日は私にとっても最悪な日でした。人生谷あり谷ありですね。わたしの最近の谷は、《きりたんぽ味のじゃがりこ》を食べ損ねたあたりから始まっているかもしれません。わぁー。
じー そこのコエンザイムの方が老人血管に効くでしょうか? (^^;;
興味あるなぁ。
ヤブー(管理人) >>じー様
サプリメントに関してはピンきりですからね。中には表示されている通りに入っていないものもあるようです。
クリニケードシリーズは、京都府立医科大学発のベンチャー企業が絡んでいるので、まあ信用してもいいと思います。
しかしコエンザイムQに関しては、一番安信頼できるのは医薬品のコエンザイムQかもしれません。
保険では「心不全」の人にしか適応がなく、1日30ミリグラムまでしか使えませんが・・・。
コエンザイムQの権威の先生の話では、われわれ老人は1日100mg以上とったほうがよいようです。
血管年齢の高い方には、クリニケードの製品では「スクレロリジン」を勧めてるみたいですが。
じー コエンザイム・・・ふむふむ。
「スクレロリジン」を検索・・・
>血管年齢が老化している受診者には、 動脈硬化防止に効果的なDHA (ドコサヘキサエン酸) を配合したサプリメント 「スクレロリジン」 を提案することができる。
↑
なんてぇのがヒット。
サプリ漬になりそうであります。
ヤブー(管理人) >>じー様
しかし、この「アンチ・エイジング」という言い方は私の語感にどうも引っかかりますね。
時間は逆戻りさせることはできないので、やはり「ヘルシー・エイジング」か「養生」の方がいいでしょう。
本日もある人に、先生の所では若返りもできるんですかなどと聞かれました。悠々と年を重ねるためにこそのヘルシー・エイジングなんですけどね。
私がちょこっとフリーラジカルや活性酸素の研究を齧っていた20年前でも、鉄イオンはスーパオキサイドという活性酸素の一種があると、古典的フェントン反応というのを起こして、ヒドロキシラジカル(HO・)という非常に強いラジカルができることは常識であった。ヒドロキシラジカルは拡散速度で周囲にある物質と反応するので、非常に強い酸化剤である。
当時から女性が男性よりも長寿である理由の一つとして、女性ホルモンの存在と女性が潜在的鉄欠乏にあることが考えられていた。このことは先日の抗加齢医学会でも話題に挙がっている。
鉄の過剰は体内の酸化反応を促進するので、動脈硬化や癌の危険性を増大させる。現にC型肝炎などでは、鉄分を減らすために瀉血療法と言う血を抜く治療をすることがある。
成人の男性は鉄欠乏になることは稀であり、もしそれがあるなら、潰瘍や癌からの出血を疑わなければならない。
体によい栄養素だからといって、闇雲にたくさんとれば健康になるわけではない。鉄などは欠乏が無い状態で過剰に摂取することが、寿命を縮めることがある。
現代のようにマスコミやインターネットで嫌になる位に毎日健康の話を流していても、やはり穴はできるものである。かえって情報に振り回されて分からなくなるのかもしれない。
とにかく、主治医にこんな薬やサプリメントを飲んでいますと、正直に報告されることをお勧めする。
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ビタミンCが老化を抑制 マウスの実験で確認
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【2006年4月4日】
ビタミンCに、生物の老化の進行を抑える可能性があることを、東京医科歯科大や東京都老人総合研究所などのチームがマウスによる動物実験で確認し、米科学アカデミー紀要(電子版)に4日発表した。ビタミンCによる抗老化作用はこれまでも指摘されていたが、同チームは「ビタミンCが加齢に関係することを科学的に証明したのは初めてだ」としている。
チームは、老化が進むと減少することが知られているSMP30と呼ばれるタンパク質に注目。このタンパク質が、多くの哺乳(ほにゅう)類が体内でビタミンC合成に使っている酵素と同一であることを突き止めた。SMP30を作ることができないマウスをビタミンCを含まない餌で育てると、発育が止まり、壊血病の症状となったことなどから、SMP30がビタミンC合成に欠かせない物質であることが確認された。
このマウスは、正常のマウスに比べて約4倍早く老化が進むことも判明、ビタミンCが老化の進行に関連していることが分かった。
人間はマウスと違って体内でビタミンC合成ができないため、この結果を直接当てはめることはできないが、老人総合研の石神昭人(いしがみ・あきひと)主任研究員は「人間でもビタミンCが老化に影響しているだろう」としている。
昔はビタミンCに結構関心があり、1日10g以上飲んでいた時代もありましたが、最近は1gぐらいしか飲んでおりません。
ビタミンCは血管収縮物質の1つであるエンドセリンの作用を抑えたり、炎症物質の1つであるインターロイキン6の放出を抑制して、動脈硬化の進行を抑えるらしいから、やはり多少は飲んだほうが良いかもしれない。
中国医学でも最近のアンチエイジング医学でも、動脈硬化の伸展を遅らせることと免疫機能の維持が健康な老化の鍵のようだからね。
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先日消耗戦の間にたまった雑誌を整理をしていて、「南極オキアミ油」なるものが良いという記事をみました。
南極オキアミと言うとあの海老の仲間で、つり好きの人は餌に使う奴だとご存知でしょうが、私は釣りをしないので見たことがありませんでした。
何でも日本には昭和40年代に最初に輸入され、今はなかなか食べられないヒゲクジラのおなかの中から大量にオキアミが発見され、これを食用に活用できないものかとの当局の指導により漁獲されたことが事始めだそうです。
しかし食用にするという思惑は見事にはずれ、漁業特にレジャーの釣り用へ転用されたようです。
油とたんぱく質は多いようですが、自己分解酵素とか言うものが多く含まれ、「エグミ」が強かったのが日本人の口には合わなかった理由みたいです。
ところが、健康に良いとなるとどんなに不味いものでも平気な人がいるアメリカで、この「南極オキアミ」がEPAやDHAという、いわゆるω3脂肪酸の供給源として注目されています。
研究によると、オキアミ油は魚油よりも悪玉コレステロールと中性脂肪を下げる働きが強く、月経前症候群や関節炎などにも有効なようです。
また南極オキアミの色素には、抗酸化作用のつよいアスタキサンチンなどが含まれており、油の構造が魚油よりも吸収されやすいと、いいことずくめみたいです。
ヤブーはテレビをほとんど見ませんから、皆様は午後は○○あたりですでにご存知かもしれませんが・・・。
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uroro オキアミって良く釣りに使われる餌ですよね?
知らなかった〜(゜レ゜)
あっ!コメレスありがとうございましたm(__)m
座禅して幻覚が見えるんですか?それって何なんでしょうね?不思議…
ちなみにuroroは座禅をしたことはありません(;^_^A アセアセ・・・
COCOROの中では座禅しているような気持ちで自分を見つめなおす時間を作ってます。
お釈迦様が断食をして座禅を組んだが何も得られなかった。無理をして自分を苦しめても意味がない。それなりに生きるべき。と言うような感じの事を書いた本を読んだ事があります。
座禅をして足がしびれるのは痛いんでしないことにしてます(;^_^A アセアセ・・・
実はただそれだけのはなしだったりして(T▽T)アハハ!
ヤブー(管理人) uroro様
幻覚なら座禅だけじゃなく、瞑想や催眠でも起きますし、想像力の豊かな子供なら結構みているようですね。こういう場合の幻覚は、問題ないことが多いです。虐待などで解離性障害などを起こしたり、統合失調症などで起こる幻覚は問題ですが。
何でも自分から進んでやると、脳内麻薬かなんかの関係でハイな気分になるだと思います。足がしびれても修行だと思えば、段々長く出来るようになるでしょう。
uroro様も曹洞宗なら是非お試しください、座禅は安楽の法門なり、ですから。(道元曰く?)
アスタキサンチンですが、海老やカニなどの甲殻類、鮭に身、鯛や鯉、金魚の表皮などにも含まれている天然の色素で、餌のオキアミからくるようです。
そのオキアミの赤い色素も餌であるヘマトコッカス藻類に由来するそうです。
以前から食品の着色料や養殖魚の色揚げ剤として使われていたそうですよ。
養殖魚も健康なんですかね。

はい!
uroro 座禅やってみますね(^^)
養殖魚は見た目はめちゃくちゃ健康ですね(笑)
スーパーに並んでるやつは(⌒▽⌒)アハハ!

ヤブーはすぐ飽きるとは以前にも書いた。
昔ちょっとだけホメオパシーを学ぼうとしたことがある。
西洋医学には、症状を抑える「アロパシー」という考えと、
症状を出させるものを希釈して投与する「ホメオパシー」と
いう流れがあるそうだ。
ホメオパシーの問診はやたらと細かい。普通の医者が聴か
ないような変なことを根掘り葉掘り聴く。そして、最後に
その患者さんに一番合った「レメディー」という薬を、
分厚い事典やコンピュータを用いて選んでくれる。
「レメディー」という薬は、その患者さんの症候をもたらす
物質をアボガドロ数以上に希釈して砂糖球にしみこませた物で、
希釈してあればしてあるほど強力な薬だと考える。
ホメオパシーの問診は、治療的インタビューとも言われ、
カウンセリング療法的な要素もある。色々と患者さんの
訴えを聞いてあげ、じゃああなたにはこれが効きますよと、
薬を処方する。これで効かないわけがない。
ま、ヤブーはあの分厚い辞書を覚えきれないと思い、早々に
学ぶのをあきらめた。
ヤブーの机の上には、まだその時の名残のレメディーが
転がっている。
例えば、「トリカブト」の毒を薄めたレメディーもある。
ショックやパニックなどの時によく使われるやつだ。
ヤブーは、予防接種に来て痛くて泣いてしまった子供に、
これをよくなめさせる。
だいたいの子供は、不思議とこれで泣き止む。
そりゃ、子供は甘い砂糖が大好きだからね。

ここのところ不況の影響をもろに受けて暇であったヤブーのクリニックも、昨日は久方ぶりに少し繁盛した。
ふだん、来院するなり「ギャーギャー」と泣き喚くお子さんが、珍しく静かだと思ったら、喘息発作を起こして息も絶え絶え、というのは嘘だが苦しく声も出なかったのである。
早速ネブライザーでメプチンとインタールを吸入してあげると、やがて「ギャーギャー」とうるさいこと。酸素飽和度もほぼ正常になり、経口で水分摂取も可能になったのはよかったが、薬が出来て帰るまでは少々閉口した。
後は涼しくなってきたので、やはり風邪の患者さんも多い。
ヤブーは体力の無さには自信があるが、特に気管が弱く風邪をこじらすと気管支炎が長引くことがあった。
しかしここ数年はあまり風邪を引かなくなった。それは、あらゆる風邪を引いたせいかもしれないが、この写真のマイタケとエキナシアが効いているのだと自己暗示をかけている。
最近は色々なキノコのサプリメントが沢山あるが、自分で試して効果があったのが「マイタケDフラクション」である。これを毎日付属のスポイトで半分ほど飲む。そうすると毎日風邪やインフルエンザの患者さんと接触しても、ほとんど発病しなくなった。
それでもたまに、これはやられたかもしれないという時がある。その時は、エキナシアを頻回に服用する。そうするとたいていは1日くらいで押さえ込むことが出来る。
本当は風邪を引いてゆっくり休みたいのも山々であるが、自転車操業なのであまり休めない。そこで編み出したのが、上記の方法である。
エキナシアに関しては、アンドルー・ワイルという著名な統合医療の医者の最近のニュース・レターに「有効ではない」という研究論文の要約が載っていたが、ワイル自身はその研究よりも多い量では効くという信念を持っている。
私自身も確かに効くと感じているし、患者さんでもエキナシアのファンは多い。
むかし家に受験生がいたころ、風邪の予防に「マイタケDフラクション」を飲ませていた。子供らは嫌がるので、「人はマイタケのみによって生きるのだ。」と無理やり口に入れてやった。
そのせいか風邪は引かなかったが、頭にはあまり効かなかったようである。
にゃ キーっ(`ω´;
受験生にとって風邪は大敵ですもんね。いくら頭がよくたって風邪をひいては意味がないですもんねm(__)mにゃも昔マイタケで受験を乗り越えました。風邪どころか体調も崩さないのでオススメです。チョコみたいな味です。でも今度また家に受験生がくることになったら頭がよくなる液体もあげて下さい(。・_・。)
ヤブー(管理人) にゃ様
おや、あなたもマイタケを飲んだことことがあるのですか。で今は無事学生さんですか。学生さんはたんと遊んでたんと勉強してください。
ヤブーは勉強は医学部でも一夜漬けした方で、結局ヤブーですが。
頭のよくなる液体ですか。そんな希代な物があれば、ヤブーみたいな医者はおりません。昔大学で生化学を研究したとき、隣の机に東大医学部を出た偉い先生が居て、馬鹿につける薬を研究したくて医学者になったといっていました。
あれから十数年以上経ちますから、彼はどこかの教授になったと思います。馬鹿につける薬は出来ればノーベル飴が貰えるはずですから、まだ研究段階ではないでしょうか。
世間では東北大学の、川島博士のDSソフトが流行っているようですが、あれは認知症の入ったヤブーにも効きませんね。
にゃ はい、今は無事に大学生です。でも今度は大学で生き残れるかが心配です。なにしろ私たちの代から二年終了時に筆記の総合試験が課されることが決定したらしいのです。ヤブーさん、ぜひ応援してて下さい(;_;)
ヤブー(管理人) にゃ様
先のことは二年生になれてから思い煩った方がいいですよ。どうせ二年生に成れるかも心配しているのでしょう。一遍にいくつも心配すると身が持ちません。神経をすり減らして、無神経になるのも手ですが、やはり昔のマラソンランナーのビル・ロジャースのように、一歩一歩ただ足を出していればいつのまにか42.195キロを走ってしまう、と考えて今此処でできることを、淡々としてください。
スタチン系の抗コレステロール薬は、体内のコエンザイムの生成を
抑えるので、その種類の医薬品を飲んでいる方は補給されたほうが
よいかもしれない。
またコエンザイムQ10は偏頭痛の予防にも有効という意見もある。
高容量では乳がんの再発予防効果も期待されているようだ。非常に大量に摂るとパーキンソン病の進行も抑えるかもしれない。
服用量の問題であるが、スタチン系の薬剤を服用されている方は、
60〜90mgを服用されるとよいだろう。
心臓病を持っていらしたり、なりやすい家系の方は、60mg〜180mg。
偏頭痛の予防には100mg〜150mg。乳がんの再発予防には180mg。
パーキンソン病の進行防止には1200mgが使用されているようだ。
もちろん主治医に相談・管理下の元に服用されるべきだろう。
(私自身は時々100mgのカプセルを服用している)









