藪の眼には涙もでない

藪医者ヤブーのブログ 健康に関すること。独り言。 患者さんの話はフィクションです。

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中国産の健康食品に注意


健康食品にステロイド剤 中国製、茨城の幼児に被害
2007/05/31 20:20
 厚生労働省と茨城県は31日、アトピー性皮膚炎に効くとされる中国製の健康食品を服用した同県内の幼児が、顔がむくんで丸みを帯びる「ムーンフェース」や、体毛が濃くなる「多毛」の健康被害を発症したと発表した。幼児は快方に向かっている。

 同省や県によると、商品名は「適応源」。ステロイド剤の一種「ベタメタゾン」が検出され、同省などは「健康食品と称しての製造、販売は薬事法違反に当たる」として注意を呼び掛けている。

 赤色と緑色の2種類の錠剤で、母親が昨年12月、インターネットで知り合った友人を通じて中国・上海の業者から個人輸入した。幼児は12月下旬から服用を始め、1月上旬になって症状が表れたという。母親から相談を受けた茨城県が成分を調べたところ、緑色の錠剤からベタメタゾンが検出された。

5月31日



 中国産の健康食品には何が入っているか分からないので、絶対に飲んではいけません。中国で健康食品にステロイドを入れるのは、私が医者になった頃からしばしば聞いております。
 またヤブーの想像では、このお母さんはマスコミが作り出した過剰な「ステロイド外用悪者説」に振り回された結果、藁をもすがる思いで様々な健康食品に手を出したのだと思います。
 その結果が、おそらく一番恐れていただろうステロイド剤の内服に至るとは、想像もしなかったでしょう。
 お気の毒な話ですが、正しい情報を流さないマスコミの被害者の1人かもしれません。
 
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花粉症到来

20070206104558

 インフルエンザの方は相変わらずさっぱりである。l
 昨日は3人ほどA型の人が見えた。
 本日は一人も居ない。その代わりでもあるまいが、そろそろスギ花粉症の方は症状が出始めているようである。
 鼻水の中に、赤く染まる顆粒がぎっしりと詰まった好酸球がたくさん見られる。
 赤く染まる顆粒も少しは必要であるが、あまり多くなりすぎると体にも問題が出てくるようである。
 減感作療法はすぐには効かない。やはり抗アレルギー剤や漢方薬をシーズンの2週間ほど前から飲んだほうが良いだろう。ただし漢方薬は症状が出てからでも結構速く効く。

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リコピンはアレルギーに効く?

トマト由来のリコピンに抗アレルギー作用、カゴメがヒトで確認
2005年09月30日 16時59分
カゴメは9月29日、リコピンを含むトマト由来のカロテノイドが、 ヒトに投与する研究の結果、抗アレルギー作用を持つことを確認したと発表した。臨床試験は、同社総合研究所と日本薬科大学、おやまにし病院の共同研究で、研究成果は10月22日から盛岡で開催される日本アレルギー学会で報告するという。
(Nikkeibp.jp)

トマトに含まれるリコピンというカロテノイドは、一重項酸素という活性酸素の一種の消去剤であり、日光過敏症などには有効であるということは知っていた。
このリコピンがカゴメとおやまにし病院らの共同研究で、即時抗体であるIgE抗体を減らしアレルギー性鼻炎などに有効である、というニュースが昨日インターネットで流れた。おやまにし病院であるならば、なんと同じ地区医師会ではないか。同じ県でも、ヤブーと異なり偉い医者が居るものだ。

生態学的栄養学研究会の日野厚先生らなどは、トマトやきゅうりなどが一年中食べられるようになったこともアトピー性皮膚炎の増加に関係があると昔述べられていた。これは要するにアレルギーになりやすい人は、一年中同じものを食べないほうが抗体ができにくいということだ。

ヤブーのところには、アトピー性皮膚炎の患者さんも結構みえられる。その中には、依然としてステロイドを極度に嫌がられる人もいる。
昨日来た患者さんもそうした一人で、単純ヘルペス感染もあるので特にステロイド軟膏を嫌がっておられる。抗アレルギー剤の内服と漢方薬、尿素系保湿剤、セラミド系の保湿剤を中心に治療している。
最近乾燥が強く、鉛筆を持つ手の部分の皮膚炎が治らないという。
本当はステロイドを一時的に使ったほうがよいとアドバイスしたのだが、やはり乗り気ではない。
そこでリコピンの話をしたら、彼も一般的にはトマトを避けたほうが良いということを知っていた。リコピンを薬理的に使用するのと、積極的にトマトを食べるのはやはり少し異なるだろうと話しあった。
リコピンが薬理的に使用できるのか少し様子を観てみようと思う。


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アナフィラキシー

数日前だったか、診察時間が終わった後、玄関のチャイムが鳴る。
親子して蜂に刺されたというので、開けて診察をする。
40代の娘さんは喘息持ちで別医院で治療中ということ。
段々、息がゼイゼイしてくる。おいおい、困ったぜ、アナフィラキシーかよ。
誰もいないのに・・・。
すぐさまボスミンを取り出して、注射する。少したって、落ち着いてきたが、
念のためにステロイドの注射もしておいた。
幸いなことに、婆ちゃんの方は、皮膚の処置だけで済んだ。
娘さんには、エピペンを処方してもらうように薦めておいた。
自分で注射は出来ないとびびっていたが、死ぬよりゃましだ。

実は私の父親も蜂アレルギーで、毎年刺されるので去年からエピペンを持たしてある。
そのためか、今年はまだ刺されていない。
蜂アレルギーや食物アレルギーで、アナフィラキシーになる人は、ぜひエピペンを
持ちましょう。


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